面識のある人には大事な部分なのできっちり話をしますが、そうでない方でも今後、色々な案件に応募したりされる人は参考にして下さい。
書類選考で落ちてしまうと先がありません。
応募写真がきちんとしていないと、判断がつかない為に未経験者のエントリーが多い案件ではオーディションに呼び出される事が多いです。
また、コンポジ(写真2枚を貼り付けた応募用の書類)だけでは情報不足の為、コンポジのみを提出する場合もオーディションに呼び出される事が多くなります。
がっつりと関わるモデルさんには応募の際に写真を数十枚用意してもらい、案件の担当者にたくさんの写真を送りつけたりします。
私が請けるポスター、カタログなどの写真の仕事では、本人が呼びつけられる事は少なく、写真のみで仕事が決まる事の方が多いです。
要点がありますので、経験の少ない人に向けて説明いたします
(写真を用意するのに時間が掛かる為、文字のみにしていますm(_ _)m)
明るい場所、明るい時間に写真を撮りましょう!
写真の色味が暗いとその人まで暗い印象になり、実際よりも悪い印象になる場合があります。
出来たら、明るい時間の野外に写真を撮りましょう!
ガチャガチャした背景は避ける
人が引き立たないのでシンプルな背景を選びましょう!
学校の壁や公園、河川敷(後ろがシンプル)、マンションの壁(白やグレーなどシンプルで明るい壁)など
家の中で撮影しなければならない場合は物を片付けましょう!
奇抜な衣装、着膨れした衣装で撮らない
本人の印象を変えてしまうような奇抜な衣装での写真、着膨れして体型がわからなくなるくらいの衣装での写真は避けましょう!
かといって、モデルスクールみたいに、半パンとTシャツやタンクトップとかでなくても大丈夫です。
自分に似合った、オーソドックスな軽やかな衣装で良いでしょう
陽差しがきつい日に順光で撮らない
目が細まったり、鼻影がべったり付いてしまう為です。
逆光は顔が真っ暗になってしまい、キレイに撮るには技術が要るので、以下の条件が良いかもしれません
- 曇りなど、陽射しがきつくない日・場所
- 全体的に日陰になる場所(真後ろにきつい陽差しが当たっているとカメラが人物を暗く調整してしまうので陽射し・影のコントラストの少ない所)
- 陽がきついし逃げ場がない場所では順光でもなく、逆光でもなく、サイドや斜め前、斜め後ろに陽が当たる様に動いて顔がキレイに写っているか確認しながら撮影する
カメラとの位置、構図を考える
全身写真を撮る際に、目線の高さから全身を見下ろす様に撮られると顔が大きく、下半身が小さい写真になります。
全身を撮ってもらう場合は少し距離をとって、カメラは腰の位置で撮ってもらうとバランス良く写ります
直立不動で真顔の写真でなくて良いです
撮影慣れしていないと、証明写真みたいになってしまいます。
本人の良さと撮影の仕事が決まっても大丈夫!という事を伝える為の写真なので
良い表情の写真(撮影慣れの為場数は増やしておく、多くの写真の中からベストの写真)
気をつけ!の写真ではなく、自然な写真。
お金を貰う仕事の選考なので、気持ちはプロで望みましょう!!
その他複数人と写っている写真を使用しない、アプリで加工された写真、プリクラは使用しない
写真はできるだけ多くのパターンでストックしていくようにしていきましょう!!