F田氏の休憩室

  1. モデル向け指針
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自立したモデルである事を期待して

最近気づいた事は、”私の思考“と”やっている事”がモデルの自立を阻(はば)んでいるのかなという事です。

これまで、私は良かれと思って雨が降りそうな日は予備の傘を多めに用意したり、集合場所の周辺の画像を撮りにいったり、通常の開催とは別に個別のモデルを活かす企画を考えたりしました。

ここに書いてある事だけだと、便利だし、到着しないトラブルも減って、たまに楽しい事もして、場数も増えて、特別な写真も増えてと悪い側面はないと思っていました。

ただし、自立している関係にある人同士に限るのかなと感じています。

自立している人同士であれば、うまく機能して、相乗効果に繋がる事になりますが、私とモデルのどちらかが依存している関係だとバランスは崩れます。

 

私は自分の事はさておき、こう思った事があります。

これまでの一部モデルの発言で、

「何で開始時間になっても呼びに来てくれないんですか!」とか
「傘あると期待してたのに、スタジオ開催だと何で傘用意しないんですか!」とか
「私にわかるようにもっときちんと道案内送って下さい!」

という言葉に違和感を感じていたものの、

「何を甘ったれた事言うとんねん」

くらいにしか思っていませんでした。

 

しかし、この発言は私が良かれと思ってやり過ぎた事の「投影」で、私がそれに気づくべき事でした。

私の行動が、してもらう行為を当たり前に感じさせているものだと思います。

もしくは、これらの人は「モデルは施しを受けるもの」というイメージを元々持っていただけなのかもしれません。

 

「自分の事は自分でするのが基本だけど、困ったり不便がある為に、用意しているものは自由に使ってくれたら良いよ!」

というのが良いんじゃないかと考えます。

恩を感じて欲しいとか、モノを大事に使って欲しいとかそういう事ではなく、自立=「自己決定感」に繋がるので、自立した感覚が必要なんだと思います。

 

大人目線で言ってますが、私もモデルとカメラマンさんに依存いている事は多々あります。

今回反省会ではないので、私の事を語っても仕方ないですし、必要な機会があればその時にでもお話しします

 

自己決定感が必要と思う理由

人に言われた事をそのままやって、うまくいったとしても、「自己有能感」にはつながらないからです
(自分で決めた事でないと、「私はうまくやれた」という感覚を積み上げにくい)

自分で決めた事でないと、うまくいかない事があったり、嫌な事があった場合に、諦めたり、負の感情が出たり、程々でいいやと踏ん張りがきかなかったり、そもそも人に言われてやっている事だからとヤル意義を感じなかったり、他人事の様に感じてしまいます。

うまくいかないのであれば、うまくいく為にはどうすればいいだろうと自分で考えにくくなるからです

 

カメラマンさんからの質問や要望を自分の解釈で回答するのは、自己決定感ではないです

多くのトラブルを生み出している、「トラブルの元ナンバーワン」なので、私に言ってくれたら、私から回答します。

モデルの立場で自分なりに考えて、良かれと思ってやっている事だと思いますが。

この話をここでするのは違うので、これ以上は言いませんが、これらは今回のテーマである、「自発的な行動」とか、「自己決定感」ではない事だけ言っておきます。

 

自己決定感を養う為に

どうすればいいか、何度も考えています。

振り返ると、全般的に私の接し方が「自己決定感」を損なわれる原因だなと重ね重ね思います。

何でも言ったり、やればいいってもんじゃないと。

 

モデルが困っているかどうか確認せず、困っているだろうと私が決めつけて助言したり、
通常の撮影会では活かしきれないモデルが居ると私が色眼鏡でみて特別なイベントを考えたり

本人らが自主的に考えて提案してきたのならまだしも、私が一方的に考えて、やりたい・やりたくないを問うのは、「自己決定感」ではなく、「やらされている感」なんだなって。

 

(子育ての場面では、親が幼い子どもにスケート習わせたり、ピアノ習わせたり、中学受験させたり、かなりのアルアルですが…)

 

カメラマンさんが喜んで下さったり、普段とは違う写真も増えてモデルも喜んだり、場数も増えたりと目先、良い側面はたくさんありますが、今のやり方でやればやるほど、モデルの「自己決定感」は損なうので、別の方法で効果を得れる事を考えなければと思案中です。

 

通常の撮影会開催の流れでは、私が開催日とロケ地を決めて、モデルに出欠を採るというスタンスなので、提示されたプランに乗っかってと「自己決定感」は出しにくいですが、自分で選択して決めた「自己決定感」を持ってもらえればと思います。

それだけで意識が変わるので

 

自主的に行動する事は、積み上げれば自信に繋がりますが、ある程度の責任も伴うので抵抗感はあると思います。

(自分が決めたとなると、自分以外のせいにはしにくくなるので)

 

世の中には自分で考えて決めなくても生きていける仕組みが溢れかえっていますが、モデル応募に踏み切ったり、勧められてモデルになったとしても決めたのは自分だし。

「モデルになる!」

その選択を大事にしてもらえればです。

 

私が居るうちに、良い風になればと思います。

かく言う私は、まあまあなおっさんの歳なのに、人の言う事に乗っかって、結果が悪いと人のせいにしたりという事をしてきて、たくさん痛い目にあっているので、10代20代のみんなには言っても実感湧かないかもしれませんが、取り敢えず今のスタンスのまま「自立したモデルに期待」でいこうと思います。

(虫よけとか日焼け止めは普通にありますので。コテが2-3週間みあたらないです)

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